こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

インナーチャイルドコース

 

忙しいのは仕事が立て込んでたというのもあるのですが
9月からCHhom(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)の
インナーチャイルドセラピストコースに入学したので
そのせいで忙しかったのです。

CHhomはホメオパスを養成する専門学校で、
私も3年前にここを卒業しました。

インナーチャイルドセラピストコースというのは
自分のインナーチャイルドを癒すため&
インナーチャイルドを癒すセラピストを育てるためのコースです。
インナーチャイルドというのは、「未解決な心の問題」のことです。

インナーチャイルドというのはどんな人にも存在します。
インナーチャイルドがない人はいません)
多かれ少なかれ誰でも持っているものです。
例えば下に妹や弟が生まれたことで、親の愛を失ったと思うインチャや
兄や姉と比べて成績が悪いとか見た目が良くないとかスポーツができない、
という理由で比べられて「自分は愛されない」と思ったインチャとか、
受験に失敗したことから「自分はクズだ」と思ったインチャなどです。

このようなインチャをバネにして努力し、出世したり成功する人もいますが
あまりにもインチャが大きすぎて、人生の障害になってしまっている人も多くいます。
学校に行けない、ひきこもり、仕事が続かない、
人間関係でトラブルになる、恋愛・結婚がうまくいかない、育児が苦しい…などです。

インチャが大きいとそれがトラウマとなったり
新しいことにチャレンジできなくなったり
ちょっとしたことで怖がるようになったり
些細なことで傷ついてしまったり、生きるのが苦しくなってしまいます。
そのような場合に、自分の中のインナーチャイルドを見つめ、癒して、
生き生きと自分らしく生きられるようになることを目指しています。

インチャの問題は心だけじゃなくて、体にも影響します。



術後130日

 

 

しばらく忙しくしておりました。
連休明けに術後130日を迎えます。
早いようで遅いような…

前回ブログを書いてから、台風があったり
秋なのにまだまだ暑かったり、と思えば急に気温が下がったりで
体調がおかしかった人も多かったのではないかと思います。
私もどうにも体調を維持するのが難しいなと思っていましたが
術後というより天候の影響が多かったように思います。

10月初めには久しぶりに風邪をひきました。
この時は咳がとにかくひどくて、口からロケットが飛び出そうでした。
咳で横隔膜が痛くなったのは本当に久しぶりです。
6月の手術で体にたくさん薬が入りましたし
全身麻酔で挿管もしているので、
肺からの排出があるのはよい傾向だと思いました。

やっと秋らしい天気になるようですが
きっとあっという間に冬本番になってしまうんでしょうね。
過ごしやすい秋が短くなってしまうのは本当に悲しい。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…
ラグビーW杯は楽しかったですねえ!終わってしまってさみしい。
秋が一番好きな季節なので、もっとゆっくり楽しみたいですね。



術後80日

 

しばらく間が空いてしまいましたが、
術後80日を経過し、順調に回復しています。
仕事や家事もこなせていますし、体はどんどん良くなっています。
ただ、ふとした時にドッと疲れたりするので
そういう時はまだ全快ではないな、と思います。

先日4ヶ月半ぶりにピラティスレッスンに復帰しました!
体は思ったより動けました。
久しぶりの運動はとても気持ちよかったです。

まだちょっと難しいのはしゃがむ動作とうつぶせかな。
雑巾掛けみたいな動作とか、椅子に座ったまま床のものを拾うとか。
うつぶせもベッドでならできますが、うつぶせで運動するのはちょっと辛い。
でもそのくらいで、信号変わりそうになったら普通に走れますし、
長い階段も登れます。ありがたいことです。

筋腫があって貧血がひどかった間、
なかなか家のことがままならなくて、かなり物が増えました。
元気になってきたのでまた断捨離をしています。
これから少しずつものを減らして、スッキリ暮らせるようにしたいと思います。

ものを整理する時は、自分が現在と未来に生きてることを
イメージしながらやるといいそうです。
過去に執着してるとものが捨てられないからだそうで。
もう着ない服、サイズが合わなくて着られない服、
せっかく買ったのに似合わなくて着てない服、でも高かった服、
思い入れのある服、大好きだけど痛んでる服…

どれも今の自分と未来の自分には似合わないしふさわしくない。
未来の自分にはこれを着ていて欲しいか?
そう思えない服とはさよならします。
そして未来の自分が着ていたらステキだな、と思える服だけ残す。
新しい服も未来の自分がこうなっていたらいいな、
と思えるものを買うといいそうです。

服だけじゃなく、自分の家にあるもの、身の回りのもの
全てにおいて言えるそうです。
ものも代謝して、いい循環の中で暮らしたいなと思います。



リセット(強制終了)の恩恵


病気になって入院・手術し、療養してた1ヶ月間は
本当に休んでただけ、何もできない「お手上げ状態」でした。
でもこれが結構よかったです。

手術した日をゼロとして、徐々に動けるようになり、
昨日やりにくかったことが今日は少しできるようになる。
先週より今週は元気!痛みが減って動ける!
不自由さがどんどん減って、成長してる。

まさに右肩上がりの日々(笑)毎日がプラス!
こういう経験て、あんまりできないと思います。
普通なら「できて当たり前」ですからね。

私は普段、自分に対して、
あれこれやることをリストアップして、
それをこなしていくことを自分に課すタイプなのですが
療養中は自分に課すことが、まず、無い。
できない自分に求めてもしょうがないので、求めない。
動けない自分をまるまる認めて受け入れるしかない。
自分は今、ヨチヨチ歩きの幼児なのだと、諦めるしかなかった。

なので、ちょっと動けるようになっただけで、嬉しい。
どんどん歩けるようになって、すごい!
買い物できる量が増えて、えらい!
ちょっとできるようになっただけで、感動。
日々、自己肯定ばかりだったのです。

手術したことで、身体も心(価値観)も
強制終了した感じです。リセットです。

回復していくだけの期間はとても新鮮で楽しいものでした。
そんな中で感じたのは
「もうご飯が美味しくて楽しければ
あとのことは別にどうでもいいや」ということでした。

私は本当になにも持ってない人間だけど
別にこのままでもいいかなー
うーんお金も家も車もないし、家族も子供も持ってないけど
でもいいんじゃない?生きてるだけで立派だよ!
病気と手術に耐えて頑張って回復してるんだから。
これでいいんじゃないかなー

と思うようになりました。

ただこれは、仕事に復帰して、もっと元気になって、
治っていくにつれて薄まっていく気持ちなのかもしれません。
病気を経て感じた、生きてるだけでありがたいという気持ちも
徐々に変わっていってしまうんだろうとは思います。
でもできるだけ長く、この気持ちを持っていたい。
でもだんだん、もっといろんなものが欲しくなって
できない自分や持ってない自分をダメだと思うこともあるかも。
そういう時はなるべくこの回復期のことを思い出して
今の自分でいい、と思いたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休み明けの調子

仕事復帰して、夏休みも終わって、また仕事。
やっぱり休み明けは1日座っているのがまだ辛いですね。
姿勢を維持するのって大変。でもこれも2日目にはもう慣れるのです。

ほぼ1ヶ月、仕事を休んでいたわけですが
普通に仕事していると、こんなに長い間休むことってまずありません。
最初の1週間は基本的に入院の時と同じような生活を、
と医師から言われ、最低限の家事はするけど基本は安静。
2週目からはできることを少しずつ。
でもあんまり長時間座ってられないので、疲れたら横になる生活。
そして気が付いたらもう休みも残り少なく…

休みの間、もっと友達と会ってご飯食べたり
平日の空いてる時にいろいろ出かけたりできるかと思ってたんですけど
全然できませんでした。

出かけようと思えば行けたと思うけど、
わざわざ人込みに行く気にならず…
途中で力尽きたら帰るの大変だし、
人と一緒だと迷惑かけちゃいそうで気がひけて、
結局ほとんど出かけませんでしたね。
なるべくまめに買い物に出かけて歩くようにはしてましたが。

麻酔の影響もまだ残ってるから頭もそんなに働かないし、
日々良くなってるとはいえ体力なんてまだ全然ない。
寝て、食べて、家事やって1日が終わる。
そんな状態から「有休の限界」ということで仕事復帰し、
半月仕事してみてなんとかなるもんだなと思ったのですが
夏休みを挟んで出勤してみると、
やっぱりまだまだ回復途中なんだなーと思い知らされます。

ただ多少不安でも日常生活に戻った方が
身体の回復も早いんだろうなーとは思います。
大事なのは復帰してから、自分の体力を過信しないこと。
仕事ができていても、まだまだ元通りではないんだということを
忘れないこと。
(1日椅子に座っているだけでも結構大変です)
一見回復して元気になったように見えても無理はきかないし
自分の調子は自分にしかわからないので
大事に大事に、自重していかないとなと思います。

もうすぐ術後60日、2ヶ月になるのですが
まだ丸1日、朝から晩まで活動するのは難しい。
休日出かけても夜早いうちに帰宅するし
仕事の後に用事を入れたりはしない感じ。
10月には夜の行事(笑)が入ってるので
それまでにはもうちょっと元気になっていたいけど
基本的には年内は無理せずで行こうと思ってます。
(そのくらいの気持ちでいた方が安全です)

 

 



 

 

 

ホットフラッシュ

 

子宮筋腫の手術を受ける前に
リュープリンという筋腫を小さくするための注射を打ちました。
手術時の出血を少なくし、予後を良くするためもあるそうです。

リュープリンは月に1度、6回まで続けて打つことが出来ます。
半年かけて6回打って、筋腫が小さくなったところで
腹腔鏡手術を行うというのが一般的なのですが
私はこの注射をなるべく打ちたくなかったのと、
半年待つより開腹でいいから早く手術したかったのもあって
1回だけ打ちました。

リュープリンは身体を更年期状態にさせ、
月経を止めることによって筋腫を小さくしますが、
副作用も発生します。
有名なのはホットフラッシュですね。
骨粗鬆症もその1つです(なので6回までしか使えない)。
私の場合も来ました。

リュープリン投与して半月過ぎた頃、
身体がカーッと熱くなって汗をかき、しばらくすると治まる。
あ、とうとう来た(笑)これがあの、噂のホットフラッシュか!と。
仕事中もありましたが、夜が結構辛かったです。
入院してる間もただでさえ病室が暑いのに
カーッと熱くなるのでうっとおしく…
退院してからもこれが一番辛かったかも。
朝起きて汗だく、夜寝ようとしても汗だく、ぶあーっと熱くなる。

私の場合は薬の副作用で起きてるので、
薬が抜けて卵巣への影響が無くなれば治まるはずなんですが
いつになったら終わるのかはわからないわけで、
それが結構なストレスでした。

今は改善して、1日に1回、これそうかな?と思う時があるか、
全く感じない日もあるくらいに楽になりました。
同じようなお悩みがあって気になっている方は
ぜひお問い合わせください。

 

 

 

喪失感について

 

今回子宮筋腫の手術では、
筋腫と一緒に子宮と卵管も摘出しました。卵巣は両方残ってます。

女性にとって子宮を摘出するというのは
とてもとても大きなことで、なかなか受け入れ難いことだと思います。
私ももちろん最初はそうでしたし、手術自体もう絶対嫌!でした。
医師は割と簡単に、あっさりと手術って言うけど
そんなの簡単に「了解!」とは言えないでしょ普通…

なんて思ってました。

なので、ホメオパシーや漢方、
食事療法でなんとか頑張っていたんですが、
大出血してしまった時に

「あ、これダメなやつだ。もうダメなんだ。
手術しなきゃダメだ。このままじゃ死ぬわ」

と思いまして、その日に考え方がバリッと切り替わりました。

ここまで症状が進んでしまったら、もう筋腫を持っててもしょうがない。
明らかに生活に支障をきたしているのだから
取るしかないんだ、と理解できました。
その際子宮を残しておくと筋腫が再発する可能性が高いので
子宮も取ることになるけど、それも納得。

切り替わってから手術日を決めるまでは早かったです。
手術までの1ヶ月半は長かったですけど。
毎日ひどい体調だったので、入院まで指折り数えるような感じ。

体調が逼迫していたおかげで
手術することの悲壮感はほとんど感じませんでした。
やれることはすべてやってダメだったから、
「もしかしたら手術しなくても良くなるんじゃないか…」
という一縷の望みが残ってなかったのがよかった。
もう手術以外ない。早く取って欲しい、という気持ちでした。

手術自体への恐怖感はありましたが
子宮全摘したあとの自分に対する悲壮感も特にありませんでした。

実際手術が終わって、痛みや不自由さや麻酔の影響から解放されるまでは
センチメンタルになってる余裕すらなかったです。
手術が無事終わった安堵と、歩いたり食事したり
傷を抱えながらの病院生活に慣れるのが精一杯でしたので
喪失感や悲壮感はないまま、退院して自宅療養し、
仕事に復帰しています。

傷が結構大きいことにはさすがにショックを受けるかなーと思ってたのですが
特にそれもなく…
傷って、治るから。多少残ったって、別にいいじゃん。
と思ってます。
私は結構クヨクヨするタイプなので、
傷跡を見る度にメソメソと落ち込むのかなと思ってたんですが…

なんともなかったです(笑)
ホメオパシーやってるとこだわりがなくなるとよく言いますが
それがこういうことなのかなー。
単に年取ったからかな?両方かもしれません。

もしかして筋腫一式と一緒に、繊細さも失ってしまったのだろうか(笑)

いや、とにかくですね、取ってみたら、
実に爽快だったんですよ…
手術後思うように動けないことへのストレスの方が大きくて
仕事復帰に間に合うのかなっていう不安はありましたが
体調的には実に爽快で。
動けるようになるにつれて、体も心も頭もスッキリしてきて
体は軽いし疲労感もだるさもとれて、気持ちも明るくなって。

こんなことならもっと早く取ればよかったなあ

と思っております。もっと早く手放してよかったんだなと。

ただこれはあくまで私の場合で、
症状が重くマイナスが多かっただけに、
取ったことによるプラスも大きくて嬉しいんだと思います。
結果良かったケースということですね。
摘出することがショックだった人、術後しばらく経っても元気になれない人も
いらっしゃると思います。
そういう喪失感にはイグネシアのレメディーがいいです。
特に手術を告げられてから、ショックと恐怖で震えてしまうような方には
アコナイトは必須です。
術前術後の落ち込みにはネイチュミュアもいいと思います。
手術や摘出することになってしまったという罪悪感にはラカシスもいいでしょう。

手術という大きな苦難を乗り越えるために
レメディーがあるととても助けになると思います。
興味のある方、必要な方はお気軽にご連絡ください。