こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

立秋

 

今日は立秋だそうです。
って言われても、梅雨が明けて猛暑真っ盛り、
こんなに暑いのに立秋って言われても…ですよね。

暦(こよみ)ってかなり先取りな気がしますが
立秋を目処に秋に備えた養生をしなさいという
意味があるそうです。

なので秋冬に体調を崩しやすい人は
今日からそれに対処する養生をするといいそうです。

「まいにち漢方」という本を読んでから
自分に合うこと、できることから少しずつ養生をしています。
ほんのちょっとしたことでもやってみると随分違います。
朝に白湯を飲むとか、休みの日の朝食をおかゆにしたりとか、
夏の今の時期は早起きするなど、そんなに難しいことではないです。
ご興味のある方は検索してみてください。

秋冬に体調を崩すと言えば、
寒くなってくると咳が出るという人が多いです。
乾燥した冷たい空気が喉にヒュッと入ると空咳が出るとか。
そういう方は、気管支や肺をサポートする
チンクチャーを取るといいですね。
両方を混ぜて取ってもいいですし、
どちらかを1本取り終わってからもう片方を取ってもいいです。
立秋の今頃から取り始めるのもいいと思います。
涼しくなる前に始めてみてはいかがでしょうか。


社会復帰

 

早いもので手術から40日を経過し、
7月末から仕事に復帰しております。
復帰初日は丸1日座っていられる自信がなくて、
でも何とか終わったのですが身体中凝ってガチガチでした。
腹筋が戻ってない分を背筋や下腿の筋肉で支えているため
すごく疲れました。
でも一度経験したことはすぐに身体が学習するようで
次の出勤日は丸1日会社にいても全然平気でした。身体ってすごい。

初日は金曜日で、1日出て土日はお休みだったので
次のハードルは翌週の5日間をちゃんと勤められるかでした。
まあこれも何とか乗り越えて、仕事は問題なくできています。

復帰当初は杖持参で出勤していたのですが
これも思ったより早く取れました。
スーパーに買い物に行くくらいならもう杖は要らなかったのですが
やはり電車に乗る、人混みの中に行く、しかもラッシュで、
1日働くとなると、行きは良くても帰りには疲れているので
杖があった方が安心でした。足腰に負担もかかりますし。
特に電車に関しては、ラッシュのピークは避けているものの
やっぱり人が多いので、ぶつかられることを避けるためと、
慣れるまでは優先席に座らせて頂くために使っていました。

ほんの数日でしたが、電車で席を譲っていただいて、
人の親切に触れるありがたい機会でした。
よく男性は席を譲らない、なんて言いますがそんなことないです。
男女どちらも同じくらい譲っていただきました。
本当にありがたかったです!

今はもう杖なしで通勤していますが
まだまだラッシュのピークは避けています。
カバンがお腹にぶつかるのは怖いし、
人に押されたり不安定な姿勢になった時に踏ん張れないので。
一番怖いのはやっぱり傷への接触ですね。
当分は早起きして早出生活です。
でもそれは術後の、しかも夏の養生生活にとってもいいみたいです。
しばらくは続けるつもりです。


手術のトラウマ

手術から3週間以上経って、だいぶ身体も回復してきました。

とはいえやっぱり手術というのは
身体にも心にも大きな影響を及ぼすものでした。

退院して自宅に戻ってきてしばらくは、
朝目が覚めるとまず、まだ病院にいる気がして
自宅であることを確認してホッとするという日々でした。
それと、テレビを見ていて病院のシーンとか病室のベッド、
点滴や注射、手術のシーンなんかを見ると
ちょっと嫌な気がしてチャンネルを変えていました。
私は元々手術の番組とか好きで見ていた方なのですが
(カリスマ脳外科医とかそういうの)
そんな血の出る番組じゃなく、患者がベッドに寝てるシーンでも
ちょっと見るのが辛かったです。今はもう大丈夫ですが。

そういう手術とか入院のトラウマを軽減するためにも
レメディーはとても助けになってくれます。
放っておいてもいつかは癒されるとは思います。
でも心身の傷を早く治したい、癒したいのでレメディーをとります。

ふとした時に入院してた時のことを思い出して怖くなったり、
なんとなく落ち着かない、不安になる…といった症状があったら
その都度合うレメディーをとるといいと思います。

レメディーは小さいお子さんやペットにも使えますので
入院・手術だけではなく、歯科治療とか予防接種とか、
ケガや病気の辛さを軽減するために、どんどん使って頂きたいと思います。


レメディーをとる期間

薬の排出を促すためにレメディーをとっているわけですが
ではいつまでレメディーを飲み続ければいいのか?

通常、MT(マザーチンクチャー)は1本飲みきるまで続けます。
粒のレメディーも1瓶飲みきるまで続けます。

先日自分の尿に薬の臭いがするということを書きましたが、
このように自分でわかる現象がある場合は、
その現象がなくなるまで続ければいいと思います。
臭いとか色とか痛みとか違和感など、自分で感じるものがある場合は、
その現象があるうちはレメディーを続けてとるといいと思います。

現象が落ち着いたらとるのをやめてもいいと思いますが
ホメオパスに処方してもらった場合は
念のためホメオパスに相談して頂くのがいいと思います。


薬の臭い?

退院して自宅に帰ってきて療養していると
ちょっと気になることがありました。
なんとなく、自分の体臭が気になるのです。

入院中からシャワーはOKが出ていたとはいえ
病院ではまだそんなに動けなかったし、
十分に洗えてなかったのかも?と思い、
ちょっと気をつけてみたのですが、なんか臭う気がする。
着替えても気になる。なんだろう?

しばらくして気がつきました。
トイレが、というか自分の尿が、いつもよりきつい臭いがする。
苦いような臭いがするのです。

で、ああこれは薬のせいだな、尿からどんどん出ているんだろうなと。
しかもこの臭いが、病院のトイレと同じ臭いなんです。

私のいた病棟は婦人科病棟で、ほとんどの人が
同じような手術を受けるために入院していました。
なのでほぼ皆さん、下剤から始まって、麻酔を使って手術して、という
だいたい同じような薬をとるルートだったと思います。

そういう人たちが使う病院のトイレと同じ臭いが自分の家でもする、
ということは、たぶん薬の影響なんだろうなと。
自分の体からふとした時に病院の臭いがするのもそのせいだと思います。
汗からも排出してるんだと思います。

その臭いも徐々に薄れてきたのですが
本当にふとした時に感じるので、ちょっとドキッとします。



レメディーの効果

術前からたくさんのレメディーをとっているわけですが
じゃあどれがどんな風に効いているのか?
本当に効果はあるの?と思われると思います。

私の場合は、例えば術前に不安に感じた時に
レメディーをとって落ち着いたりとか、よく眠れたりとか、
手術は怖いけど前向きに考えられるようになったりということがあります。

手術の麻酔は点滴で3日間投与され、
その後の痛みには錠剤の痛み止めが処方されていたのですが、
私は錠剤を1度もとらずに済みました。
これは手術後にとったカレンデュラや損傷にいいMTのおかげかなと思います。

入院中とった薬の中で、一番わかりやすい影響があるのは
やっぱり麻酔だと思います。
点滴の麻酔は、痛い時に自分でスイッチを押して追加できるのですが
あまり使いすぎると吐き気やめまいの副作用が出ます。
私もちょっと吐き気がしたので、吐き気止めを一度入れてもらいました。

歩けるようになって気がついたのですが
歩きながら左右やいろんなところを見ると、目が回ったり少し吐き気があったりして、
これは麻酔の影響だなと思いました。
退院してから家に着くまでの間、人でごった返した病院のロビー、電車の中、ターミナル駅
スーパーの中…あちこち見ながら歩くと目が回って吐き気を感じました。
普段人はいろんなところを見て情報収集しながら歩いているのだなと思いました。

退院してからとったMTには、
なるべく早くこの麻酔の影響を排出できるようにレメディーを入れてあります。
肝臓のサポートもしているので、排出が速やかに進むといいなと思います。



退院後にとったレメディー

無事に退院して家に戻って、退院後にとるレメディーを考えました。

入院中は本当に多くの薬をとりました。
手術前の下剤、点滴、抗生物質、手術の麻酔、痛み止め、
ステロイドホルモン剤などなど。
汗や尿、便などと一緒に自然に排出するものですが
なるべく速やかに出すためにレメディーを使います。

・肝臓のMT(たくさんの薬剤が入っているので肝臓をサポート)
抗生物質のMT(抗生物質をたくさんとったので)
・腸内細菌のMT(抗生物質によって崩れた腸内環境を整える)
・免疫力をサポートするMT(免疫力向上のため)

退院時に診療明細として、使用した薬の一覧をもらいましたので
その薬剤を1つ1つ調べて、合うレメディーがあれば
MTの中に追加しています。
麻酔、下剤、ホルモン剤ステロイドのレメディーなどです。

これらを朝の白湯や、日中の水に混ぜてとっています。