こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

夏に太る

 

ピラティスを始めて1年半が過ぎまして、2回目の夏を迎えているわけですが
今までと大きく違うことがあります。

熱中症のところでも少し書きましたが
私は夏が苦手で大嫌いなのですが、その理由が
「必ず夏バテしてしまう」からでした。

梅雨が終わって暑くなると、もう気温の変化についていけなくて
食欲が落ちて食べられなくなります。
食べられないから元気が出ない。
暑いから冷たいものしか喉を通らないので余計体が冷えてしまう。
暑がりなのにクーラーも苦手なので、夏は常に怠くて辛いのが常でした。

去年の夏にも「あれ?今年はそんなに夏バテしてないな」と思ったのですが
今年確信しました。夏バテ、してない!
この暑いのに、「あーお腹空いた!何食べよう?」と思っていることに気づいて
自分でもびっくりしました。食欲が落ちてない。ご飯が美味しい。
夏なのにサイズが落ちない。むしろ太っている気がする。
そして体調がいいので暑くてもよく眠れる。

こんなことは未だかつてありませんでした。

たぶん、ピラティスで筋肉がついたおかげだと思います。
もともとひ弱で筋肉のない私の身体は
年とともにさらに筋肉が弱って、内臓を支える力も弱っていたんだと思います。
でもピラティスインナーマッスルがついたことによって
下垂していた内臓が正しい位置に戻ってきたんだと思います。
胃下垂なんかそうですが、内臓は正しい位置にないと冷えやすくなるそうです。
そういえば冷え性も随分解消されて、真夏に多少冷たいものを食べても
具合が悪くならなくなりました。
以前はアイスや冷たい飲み物を取りすぎると、すぐにだるくなっていたものですが。
(もちろん冷たいものは取り過ぎない方がいいと思います)

去年の冬からは、いつもより厚着をしなくても
あんまり寒いと思わなくなりましたし
やっぱり身体を鍛えて筋肉をつけるということは
睡眠や食事と並んで健康の基本なんだなと実感しています。

あと、私はもともと甘いものが好きで、
特に粉物のスイーツが好きで、クッキーとかドーナツとかケーキとか
よく食べていたんですけども、ピラティス始めてからぐっと減りました。
チョコや和菓子も好きですが、甘い物の消費量はかなり減りました。
これは運動することでストレスの解消になってるんだと思います。

ピラティス1年目もそうだったのですが
夏まではそんなに見た目は変わりませんでした。
夏の方が基礎代謝や体温を維持するのにエネルギーを必要としないので
痩せにくいそうです。秋になって急に体のラインが変わってきましたので
きっとそういうことなんだと思います。
なので今はピラティスをやっていてもそんなに痩せてはいないのですが
これはきっと暑さが過ぎて秋になってから、嬉しい変化があるんじゃないかと
期待しています。去年よりずっと負荷のかかる運動をしていますし、
回数も増やしていますので。

なので、夏に太るという現象も受け入れて
これからもコツコツとピラティスを頑張ろうと思います。
このまま続けていって、今年の冬、来年の夏、
どんな自分になっているのかなあと思うととても楽しみです!

ちなみに夏バテして胃腸が弱るタイプの方には
Calen.(カレンデュラ)のマザーチンクチャーがオススメです。
毎日飲む水に10滴くらい入れて、常に飲むようにするといいです。
辛い時は白湯やあったかいお茶に入れて飲むと更にいいです。
私も夏バテや熱中症予防のために毎日摂るようにしています。



熱中症について 追加

 

熱中症で頭痛がする時に鎮痛剤を使うのは危険という話なんですが
1つにはおそらく症状としての頭痛を薬で止めてしまうと
とりあえず頭痛は止まったからと無理してしまって
熱中症がどんどん進んでしまう、ということもあると思います。

もう1つには、熱中症で脱水が進んでしまうと
血液の量が減ってしまい、腎臓への血流が低下してしまうということです。
ただでさえ血流が減っているところに、
頭痛がするからといって鎮痛剤を摂ってしまうと、
さらに腎臓への血流が減少して急性腎障害が起こる可能性があるそうです。
血圧を下げる薬や利尿剤を飲んでいる高齢者の場合は
これらの薬も腎臓への血流を減少させてしまう可能性があります。

腎臓への血流が低下した状態が長く続くと腎臓の細胞が死んでしまい、
急性腎障害が起こります。
軽い急性腎障害であっても、繰り返すことで慢性腎臓病に陥ることもあるそうです。
熱中症から回復したとしても腎臓にダメージが残ることがあり、
後遺症となる可能性があるので、
くれぐれも脱水には気をつけてマメに水分を摂ること、
熱中症の時にむやむに鎮痛剤を使わない、ということを
最近ニュースを見て知ったので、追加しておきたいと思います。

いろいろ工夫してこの厳しい夏を乗り越えていきたいですね!

熱中症になってしまったら


私の体感ですが、頭痛と吐き気がして水も飲めなくなったら
それはもう2度の熱中症だと思います。
そこまでいかなくても、具合は悪いけど熱中症なのかわからない場合は
首や腕、肌の出てるところを濡れタオルで濡らして風に当ててみます。
それで気分が良くなったら熱中症だなと判断して、なるべく涼しいところで休みます。
私はついこの間会社にいる時、軽い(たぶん1度)の熱中症になったのですが(3回目)
濡れ手拭いを首に巻いて、かき氷系のアイスを食べて、時々腕を水で濡らしてやり過ごしました。
軽度だったので大丈夫でしたが、無理は絶対禁物です。

頭痛と吐き気がしていたら、完全に回復するまで無理して仕事なんかしちゃダメです。
とにかく休んで身体を冷やさないといけません。
よく熱中症の時は頸動脈と脇の下を氷で冷やしたりしますが
私の場合、氷や保冷剤は冷たすぎて当ててられなくて、
肌を濡らした方が回復が早かったです。
なので、熱中症になったら、とにかく服を脱いで肌を露出して、
なるべく体表の広い面積を濡らして風に当てて体温を下げるのが効果的だと思います。
(これで間に合わない場合は速やかに医師の手当てを受けてください)

でも実際、会社や外出先だと、服を緩めて肌を露出するってなかなかできないものです。
だから熱中症だとなったら、できれば仕事も用事も中止して帰宅し、水シャワー浴びて、
身体を拭かないまま(濡れたまま)扇風機の風に当たるのが一番良いと思います。
多少寒くても気分が良くなるまでは我慢です。

自分が2度の熱中症になった時に一番怖かったのは
このままどんどん気持ち悪くなって、意識を失ったらどうしようということでした。
救急車で搬送されるのはいやだなあ…と思ったし。
会社で倒れて周りに迷惑かけるのもいやだし。

救急車で搬送される例っていうのは、休むことができなくて
無理した結果、倒れてしまうケースが多いんじゃないかと思います。
仕事や学校、部活、スポーツ、あと行楽の行列とか…
倒れる前に休む、具合が悪くなったら帰るという判断も必要だと思います。
だって特に女性は、人前で服を脱いで身体を冷やすなんて
ちょっとやりにくいですから、迷っているうちに症状が悪化する可能性もあります。
とにかく無理はしない。倒れて救急車のお世話になると医療費もかかりますので
そうなる前に休むことが大事だと思います。

今年の7月のように毎日35℃超えなんていう場合は
肌を覆わない服装をするのもポイントだと思います。
先日軽度の熱中症になった時、長袖シャツにデニムスタイルだったのですが
これだけ暑いともっとゆるくて通気性のいい服装の方がいいなと気づいて
次の日はマキシスカートに半袖の首元も大きく開いたカットソーにしたら
かなり体感温度が違いました。風をはらむ服がいいです。
夏にパンツスタイルはダメですね(笑)スキニーとかも真夏はやめた方がいいと思います。
何かあった時に腕や足を濡らして冷やせる服装の方がいいです。
私はクーラーが苦手なので夏でもあまり手足を出さなかったのですが
今年の夏はもうそんなこと言ってられないな、別格だなと思いました。

最後に熱中症に良いレメディーをいくつか。
・Bell.(ベラドーナ)顔が真っ赤になり熱や頭痛を伴う時。柑橘系のジュースを欲する。
・Bry.(ブライオニア)乾燥している、動かすことで悪化、はちきれるような頭痛、大量の水を欲する。
・Chin.(チャイナ)体液の喪失による症状、頭痛など。
その他Carb-v.(カーボベジ)、Gels.(ジェルセミウム)、Arn.(アーニカ)など。
Sol.(ソル)という太陽光のレメディーや、Glon.(グロノイン)というニトログリセリン
レメディーも有効です。
どのレメディーも熱中症になる手前で摂るか、
手持ちのお水に入れて少しずつ摂取するのが良いと思います。



8月も例年より暑くなるそうですので
皆さんどうぞ気をつけてお過ごしください。


熱中症の予防策


熱中症の予防策として私が気をつけていること、まずは
・こまめに水分を取る
これは基本ですね。私は普段、朝はコップ1杯の白湯を飲んで、
500mlの水を水筒に入れて持ち歩き、夏場は会社で670ml入りの麦茶を飲んでます。
夜も水分は取りますし、お風呂の前後、寝る前にも必ず水分を取ります。
ベッドサイドにも水を置いておいて、夜中や明け方に起きたら飲めるようにしておきます。
普段カフェインは取らないので、夏場は特に利尿作用のある飲み物は避けています。

・食事を抜かない
食事から取れる水分も大事なので、夏は食事を抜かないようにしています。
夏バテしないようにも気をつけています。

・必ずお風呂かシャワーに入る
汗腺をきれいにして、汗が出にくくならないようにしておきます。
また夏バテ防止のために、日中クーラーで冷えた身体を温めのお風呂でゆっくりあっためて、
ちゃんと汗をかいて体温を下げて、よく眠れるようにします。

・睡眠時間をしっかり取る
夏場の寝不足は厳禁です。特に冷え性や夏バテしやすい人、
体調を崩しやすい人は、しっかり寝ておかないと熱中症のリスクが上がります。
汗をかいたり体温を調節するのは自律神経の仕事なので、
睡眠不足によって自律神経の働きが乱れないように気をつけます。

・運動する
普段から運動して汗をかきやすい身体にしておくこと、
筋肉量を増やして水分を保持できる身体になることが熱中症の予防に有効です。


あと私がやっているのは
・朝の白湯と一緒に梅干しを食べる
・夜寝る前にスイカを食べる(ミネラルの多い塩を振って)
・氷枕をして寝る(夜間の熱中症予防のため)
・濡れ手拭いを首に巻く
くらいでしょうか。

仕事中、クーラーが点いてるのになんか暑いな…と思う時は
濡れ手拭いを首に巻いて仕事してます。

※あくまでも私が普段気をつけていることです。
ご自分の体質・体調を考慮して工夫してみてください。
また症状によっては医療機関を正しく受診して、医師の指示に従ってください。



続く

熱中症になりやすい人


皆さんご存知だと思いますが、
熱中症になりやすいのはまずお年寄りや乳幼児、体の弱っている人ですね。
それ以外の一般的な大人の中では、
・身体の小さい人
・筋肉の少ない人
冷え性な人
が、熱中症になるリスクが高いそうです。

身体の小さい人は、そもそも水分を身体に蓄えておける容量が少ないからだそうです。
そして身体の水分を蓄えるのは筋肉なので(筋肉の約75%は水分)
筋肉量の少ない人は水分を保持しにくいそうです。
高齢者や乳幼児が熱中症になりやすいわけですね。
脂肪というのは一見水分たっぷりに見えますが、
実は脂肪にはほとんど水分が含まれていないので、
健康な大人であっても脂肪が多くて筋肉の少ない人は
熱中症になりやすいわけです。

スポーツ選手(サッカーとかマラソンとか高校球児とか)が
真夏に運動をしても一般人のように倒れないのは
普段から運動して慣れていることに加えて、筋肉量が多いからだと思います。

そして冷え性の人は、普段から暑さに弱くて
「ちょっとしたことで体調を崩しやすい」ことから熱中症のリスクが高くなるようです。
冷え性で夏は食欲がないとか、暑くて眠れなくて常に寝不足気味とか、
こういう人は気をつけた方がいいですね。

以前の私はこの条件全て当てはまっていました。
その上に、構造上夏にとても暑くなる家に住んでいるので
夜間に熱中症が進んでしまったんだと思います。


続く


熱中症について

7月は災害のような暑さでしたね。
台風前に一時かなり涼しくなりましたが
明日からまた最高気温が34~35℃の日々が続くようです。
熱中症で搬送される人も多いですね…

私も過去に2回、2度の熱中症になったことがありまして
(1度が軽度、2度は中程度、3度が重症)
それ以来予防にはかなり神経を使ってます。

1回目は夏の夜、寝ている間に吐き気がして目が覚めて、
どうも具合が悪いけど理由がわからなくて、
気持ちが悪いから食べ物なのか胃腸なのかと考えたけれど
「もしかしたら熱中症かな?」と思い、
吐き気をこらえてスポーツドリンク買いに行って
室温下げたりなんかして回復しました。

2回目も寝てる間に熱中症が進んでいたらしく、
朝起きた時から頭痛がしていたのですが
元々頭痛持ちの私はそれに気がつかず出勤して
お昼前から頭痛がより激しくなり、吐き気で水も飲めなくなったことで
「あ、これ熱中症だ」と気が付いて早退。
2回目の方が重症で、会社から駅までの道が暑くて遠くて、
やっと電車に乗ってもなかなか家まで着かない感じがして
吐き気も治らないし、ここで倒れたらどうしよう思うと恐怖でした。

最寄りの駅に着いて、駅のトイレでタオルをビチャビチャに濡らし、
家までの道を両腕と首回りを濡らしながら歩いてたらかなり楽になりました。
家に着いてクーラー全開にして、水シャワー&水風呂で体を冷やし、
吐き気が治まったところで水分とってアイス食べて、どうにか回復しました。

2回ともなんとか自力で回復できたのは本当によかったです。
特に2回目は、あのまま無理して会社にいても絶対に良くならなかったので
ギブアップして早退の判断をしたのは本当によかったと思います。

これは自分の体験から言うことなので、絶対に正しいとは言い切れませんが
私なりの熱中症への対処について、書いてみたいと思います。
あくまでも私の場合です。

続く


充実した疲労感


災害並みの酷暑もちょっと一段落、涼しくて助かりますね。
えーと7月はちょっと仕事が立て込んでいまして
珍しく休日出勤したりしてました。
ちょっとヘビーな仕事の合間に小さい仕事が複数入ってきて
それらをねじ込んで処理していたらあっという間に7月末、
ブログもちょっと空いてしまいました。すみません。

明日1つ仕事を上げたらちょっと楽になるので
ブログ書く時間もできると思います…

酷暑も相まって、今月はとても疲れました。
忙しい時は全くインターバルなく、次々と物件に着手して
仕上げて締め切りまでに提出、の繰り返しなので
頭はちょっと過熱気味だし、手指や肩腰、体も神経も疲れます。
でも限られた時間内でいい仕事ができたという充実感を伴う疲れは
悪くないものです。
あーよく頑張ったなー、偉かったなーと自分を褒めてあげることもできるし
そういうクタクタに疲れた時だからこそ、
ご飯やおやつがすごく美味しく感じられるし
片付いた部屋や快適なベッドがとても気持ちいいと感じるし
1日が終わってゆっくり眠れることを心底ありがたいと思えます。
休日にやりたいことをあれこれ考えるのも楽しいですね。
頑張った分、食べたいものを食べて、少しゆっくりしようとか
友達と会う計画を立てたりとか…

今日疲れた身体で電車に揺られながら
結局せっせと働く庶民が一番幸せだったりするんだよなーと
改めて思いました。

働かなくていいくらいのお金があったら
会社も辞めて365日が全部自分の好きに使える時間になって
やりたいことなんでもやって…と、そういう夢は誰でも見ると思います。

でも実際そういう人生ってどうなんだろう?
ある程度制約があるからこそ、休日を熱望して楽しんだり
お金や時間の使い方をじっくり考えたりするんじゃないかな。
お金も時間も自由になりすぎると、新しい刺激が次々欲しくなってしまって
日常は逆に退屈になってしまうのかもしれないと。
(優雅に暮らす才能が私に無いだけかもしれませんが)

仕事しなくても暮らしていけるのなら
都内でやってる展覧会とかライブとかお芝居とか映画とか
片っ端から見て回りたいと思ったりもするのですが
そういうことも日々の地味な働く生活があってこそ楽しいわけで
それが日常になってしまって、いつでも見れる、いつでも行けるものになってしまったら
あんまりありがたみを感じられなくなってしまうかもなあ…と思いました。

私はバリバリの庶民なので、
毎日外食、毎日お出かけ、毎月海外旅行、みたいな暮らし方は
全く向いてないわけですけれども(笑)
派手な楽しみがなくても、地道な仕事があって、
そこにちゃんと自分で作ってきた暮らしがあって
その中でたまにとびっきり嬉しい予定が入ってる、という方が
生きている実感とか、いい仕事したなという充実感とか
地味だけどちゃんと積み重ねているという体感を得ることができると思います。
そういう普通の暮らしの中で、時々じわーっと、じんわりと感じる幸福感は
本当に地味な喜びなんだけれど、かけがえのない大切な感覚だと思います。

何かすごくいいこと、人に自慢できるような、
SNSにあげたくなるような、そんなラッキーやハッピーがないと
退屈だし自分がすごくつまらないような、不幸なような気がする、
そういう人生はけっこうしんどいと思います。

安心して住めるところがあって、ご飯がちゃんと食べれて、
働く場所や勉強する場所があって、家族や友達が元気で、
その上で自分のだいすきな本や音楽や映画やスポーツ、
趣味とかやりたいことがあって、ああもっとこれをやる時間が欲しいなあ、
と思えることが一番幸せなのかもしれないなー、なんてことを
クタクタな頭で考えた帰り道でした。

あと1日頑張れば、月曜日は代休とったから三連休!
どんな風に過ごそうかな〜♪ と考えてる時が一番楽しいですね(笑)