こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

頭痛のレメディーいろいろ その4

頭痛の話に戻りますが、
最近ひどい頭痛に見舞われた時、私は
「あれ?最近なにかショックなことあったかな?」
と考えます。

そのきっかけが、誰かの訃報だった時は、
頭痛のレメディーの前にまずIgn.(イグネシア)を取ります。
粒の30Cを、必要に応じて2~3回リピートします。
これで改善することもありますが、
「自分が誰かの訃報にショックを受けていること」
はっきりと自覚させてくれる、という感じです。

激しい頭痛で吐き気がする場合は、Ars.(アーセニカム)
私にはよく効きます。胃が重くて揺れるような感じに使います。
もちろん急性のショックには、Acon.(アコナイト)も取るといいですね。
Ign.(イグネシア)Ars.(アーセニカム)で症状が落ち着いて、
眠れれば起きた時にはスッキリしています。

Nat-m.(ネイチュミュア)を頭痛に使うのは、訃報などのショックというより
誰かに言われたこと、されたことが昔あった嫌な出来事を思い出させる、
というような場合、取るといいです。
Staph.(スタッフィサグリア)モラハラやDV、パワハラ的な屈辱感が原因の時、
Lach.(ラカシス)は罪悪感が強い時に使います。

頭痛のレメディーということで挙げましたが、
「なにか嫌なことやショックなことがあると出る症状」
をお持ちの方は、症状だけではなくそのきっかけによって
ご自分がどういう感情になったか、ということにも焦点を当てて
レメディーを選んでみると、改善が早くなると思います。
どんどん使って、試してみてください。



頭痛のレメディーいろいろ その3

 

心に強いショックがあると、体に反応が出ることがあります。
人によって反応する度合いは違いますが、
敏感な人、感受性の強い人はストレスを感じやすく、
心がそれを受け止めるのが困難な場合や、
ショックを受けていることを自分の心が認めない時、
症状が体に出ることは多いです。

今年になって、そういう心因性の頭痛が少し増えたのですが
そのトリガーとなっているのが、有名人の訃報でした。

会ったこともない、知り合いでもない人だけれど
才能があって活躍していて憧れられるような人が
急にいなくなってしまうと、少なからずショックを受けます。
ファンではないから泣くまではいかないけど、
でもやっぱり悲しい、心に引っかかる…
なんていうことがあると、時間差で頭痛が起きることが多いです。

私の場合は頭痛ですが、胃痛や腰痛という形で現れる人もいます。
弱いところが痛むので、歯や歯茎、顎が痛くなるという人も。
または月経痛が普段よりひどいとか、耳鳴りやめまい、
皮膚症状となって現れる人もいると思います。

心と体は繋がっているので、心で受け止められなかった分は
溢れて体に現れるのですね。


続きます




頭痛のレメディーいろいろ その2

頭痛にいい一般的なレメディーとしては

Mag-p.(マグフォス):頭痛全般に
Acon.(アコナイト):冷たい風に当たった後、ショックの後の頭痛
Ars.(アーセニカム):過労による頭痛、興奮による頭痛
Bell.(ベラドーナ):脈打つような頭痛、熱による頭痛
Bry.(ブライオニア):前頭部のはちきれるような頭痛
Gels.(ジェルセミュウム):鈍くて重い頭痛
Nat-m.(ネイチュミュア):前頭部、目の上の痛みとともに

などがあります。

特に心因性の心当たりがない場合は
上記のように痛む部位や症状からレメディーを選びます。
頭痛は環境を変えると好転することもあるので
暑いもしくは暖かい部屋で悪化するならば、冷たい水を飲むとか外の空気を吸うとか、
逆に寒さで悪化するなら首回りや肩を温めるなど、自分なりの楽になる方法を探して
レメディーと一緒に試したりもします。

心因性の頭痛なら、私の場合は
Ign.(イグネシア)、Nat-m.(ネイチュミュア)、
Staph.(スタッフィサグリア)、Lach.(ラカシス)
などをよく使います。

続きます。




頭痛のレメディーいろいろ その1

 

私は元々ひどい頭痛持ちで、ひどい時には毎日のように頭痛薬を飲んでいました。
ホメオパシーを始めてからはかなりよくなって、薬もとらなくなったのですが
たまーに、年に2~3回くらい、激しい頭痛が起こることがあります。

仕事が忙しくて目が疲れてる時、
肩も凝っててメガネがこめかみや鼻の付け根に当たって痛い時、
放っておくとひどい頭痛になることがあります。
レメディーも摂りますが、寝ればだいたい良くなります。
でも眠れなかったり、ちょうどよく休めなかったりすると、
悪化して吐き気のする頭痛になるので
場合によっては鎮痛剤1錠を半分に割って飲むことも、あります。

ただ、私の場合、ひどい頭痛の半分くらいは心因性かなと思います。
何か嫌なことやショックなことがあって、それをちゃんと自覚できない時に
ひどい頭痛という形で現れることがあります。
心が原因の頭痛の場合、選ぶレメディーが変わってくるので
今日の頭痛の原因は何かな…と自問してみるのが大事になります。

具体例を次にアップします。



すっかり秋ですね

やっと秋らしい天気になってきましたね。
都心では土日両日晴れた週末が8週間ぶりとか…
本当にスッキリと気持ちのいい天気でした。
しばらくは晴れるみたいで嬉しいですね。

猛暑のあとは長雨、しかも例年よりかなり寒くて
風邪をひきそうになった時もありましたが、持ち直しました。
これからますます気温が下がって乾燥してくるので体調管理が難しいですね。

何が嫌って今の世の中、風邪をひいた時に、これがただの風邪なのか、
コロナなのかがわからないことだと思います。
不安や恐怖は症状を悪化させるので、闇雲に怖がるのはよくないのですが
まあ普通に不安だし怖いですよね。
1年に何度か風邪をひくのは普通のことですし、
ホメオパシー的には、たまに熱を出したり咳や鼻水で老廃物を出すのは
良いことと捉えています。
絶対に風邪をひかないようにと恐々とするよりも、
風邪をひいても自己治癒力を発揮して治せるようにしておきたいですね。

どんなに医療や化学が進歩しても、健康の基本は結局
「食事・運動・睡眠」だと思うのです。
ここがぐちゃぐちゃになっていると、あんまりいいことないです。
レメディーやマザーチンクチャーも、不規則な生活で取り入れるのと
生活習慣を見直しつつ取り入れるのとでは、反応が違うなと実感しています。
インフルエンザ・コロナ対策にはホメオパシーもおすすめしますが
生活習慣の改善に取り組むこともとても大事だと思います。

 

 

 

 

ホルモン剤の副作用

 

子宮筋腫の手術の前に一度だけホルモン剤の注射を打ったのですが
その副作用で右足の腿と脛の外側に、時々凍るような冷感があって困ってました。

ひんやりと、まるで保冷剤をそこだけ当ててるような冷感で、
まあ痛くもかゆくもなく、ただ冷たいだけなのですが
意外とこれが不快でして…
でもねえ、こういう症状って、お医者さんに言ってもどうにもならないんですよね。
特に大学病院の先生なんて忙しいから、「ふーん」くらいの反応で。

なので術後、ホルモン剤の害を出すレメディーを取ったのですが
完全には抜けきれなくて、今年になって2回目を取ってみたら
取り始めて即、症状は消えました。
それ以来一度も冷感はありません。ありがたいです。

その部分だけ血が通ってないような冷たさで、
かなり気持ち悪かったので、消えてくれてよかったです。

同じ薬の副作用だったホットフラッシュも、1年前からずっと出ていません。
このホットフラッシュって、知識で知ってる人が多いと思いますが
いざ自分がなると、もうたまらんです。
日常生活にも仕事にも支障がありましたね。
ホットフラッシュで悩んでる人にはぜひ、一度試して欲しいと思っています。
街中でお辛そうな様子のご婦人を見かけると声をかけたくてしょうがないです。
怪しいからできませんけども…

こういう微妙な症状に対処できることがホメオパシーは割とあるので
気になることがあったらぜひ試してみて頂きたいと思います。

 

夏バテしない夏

 

去年の夏は子宮筋腫の術後で不自由だったとはいえ
悪いところは取ったので元気になってきてました。
一昨年がもしかしたら一番辛かったのかな、重度の貧血だし暑いし。
思えばその頃は体に良くないと思いながらも冷たいものばかり飲み食いしてた気がします。
貧血の人は氷をよく食べるようになるといいますね。
朝から晩まで、季節を問わず氷を食べてる人は貧血かもしれません。
私もよく氷のアイス食べてました。アイスクリームじゃなくて氷のアイス。
特にICEBOXってグレープフルーツ味の氷、よく食べてましたね。
それと、イタリアンジェラートをよく食べてました。

術後、貧血が改善してからはICEBOXは一度も食べてないし
ジェラート屋さんにもそんなに寄ってない…時々アイスクリームを食べるくらいかな。
あ、あと術後は氷入りの飲み物をほとんど飲まなくなりました。
真夏は冷たいお茶も飲みますが氷は一切入れないし
外ではほぼホットドリンクです。
やっぱり貧血の時って冷たいものが欲しくなるみたいですね。

貧血になる前は、夏は必ず夏バテして食欲が落ちていたのですが
ここ数年は暑くてもちゃんと食事は取れるし、
特に今年は朝からしっかり食べれるようになったので胃腸は元気です。
もしかしたら人生で一番胃腸が元気な夏かもしれない。
朝からちゃんと食べてるので水分塩分もしっかり取れてて
熱中症にもならずに過ごせてます。ありがたいです。

季節的な弱さを持ってる人は、ホメオパシーをうまく活用して
生活習慣や食事を見直てみるといいと思います。
残暑もなんとか乗り切っていきたいですね!