こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

睡眠と月経とメンタル その3


私の場合ですが、忙しい会社にいた時と今では
まったく生活スタイルが違います。
健康を取り戻すために、変えざるを得なかったのです。
仕事することが善で、仕事が第一、仕事が最優先という生活から
健康が第一で、自分の健康を最優先する生活に変えました。
でもそれまでは仕事に全精力を注ぎ込むことが善いことだと信じていましたので
「仕事はそこそこでいい、それよりも自分の生活と健康が大事だ」と
考え方を変えるのがまず大変でしたが。

私が健全な睡眠と精神を取り戻すのにとても重要だったものの1つに食事があります。
もちろんめちゃくちゃな食生活をしていたわけです、忙しかった時は。
ほぼ自炊がメインの今思うのは 
「自分の食事を作れるだけの時間と、しっかり眠れる時間を確保した上で
残った時間で仕事をするのが理想かな」ということです。
というより、それが当たり前の世の中になって欲しいと思います。

ご飯を作る時間もないほど働いたり
寝る時間が削られるほど働いたりしちゃいけないんだと思います。
特に女性は。

仕事しながら料理もちゃんとするってすごく大変です。
だから外食や中食、冷凍食品など、便利なものってどんどん増えてます。
そういうものをたまに使うのはいいと思います。
上手に使って負担を減らさないと続かないですし。

でも、一番大事なのは
「自分たちの食事を普通に家で作れるくらいの仕事量で
普通に生きていけるような社会になること」なんじゃないかなと。
残業して帰ったらもうご飯はコンビニになっちゃうとか、
あれこれやってたら寝るのが2時になっちゃうとか、
そういう働き方で健康を維持することには限界があると思います。
だから、本当はそれぞれが、ちゃんと食事を作って食べて、
ちゃんと眠れるライフスタイルを維持できる働き方、
ライフスタイルを邪魔しない働き方が必要なんだと思います。

コピーライターの糸井重里さんがツイッター
「ちゃんとメシ食って風呂入ってちゃんと寝てる人には敵わない」
と言ってたのを読んで、私もこの言葉には何度も頷きました。
寝ないで食べないで仕事する、なんてことができるのは若いうちだけです。
そしてそんなことしていたらあっという間に身体を壊します。
こちらがそんな無謀な生き方をしている間に
ちゃんとご飯食べてお風呂はいって寝てた人は、
健康でいい仕事をしてて、家庭持ったり出世してたり、
仕事で成果を出したりしていることが多いと思います。
特に男性の場合は、年を取るごとにその傾向が顕著に現れるような気がしますね。

もうちょっと続くかもしれません。