こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

勉強会の予定


前回ブログを更新した後くらいから、
体調が一段階回復したような感じがしています。
1日ゆっくり休息したのもよかったのかもしれません。

10月中旬に会社の健康診断を受けた時、
6月に開腹手術をしたことを告げると問診の先生から
「もう少しの間はお大事になさってくださいね」
と言われました。
その時は術後3ヶ月半くらいで、
「ああそういうものなのかな」と思ったのですが
確かにまだその頃は自分でもまだ回復した、という実感が少なかったです。
日常生活は普通にできるものの、なんとなくまだ自信がなかったというか。

それが11月下旬くらいから、
メキメキ、とは言わないけれど、メキッ、くらい
あ、なんか元気になってきたな、という感覚がありました。
医師の言うことは統計的に根拠があるんでしょうね。
術後半年くらいは無理をしない方がいいんだろうなと思います。

でもだいぶ元気になってきたので、
来年からまたホメオパシー勉強会を開きたいと思います。
詳細は後日アップいたしますが
「入門編:セルフケアへの道」前編を2月、
「入門編:セルフケアへの道」後編を3月セシオン杉並で行う予定です。

来年はこの入門の前後編を何回か行って、
ホメオパシーを知るきっかけにして頂ければ思っています。
入門編に参加して頂いた方に向けての次の勉強会も
開催できればと思っています。
ご興味のある方はぜひおいで下さい!
よろしくお願い申し上げます。







休み下手

 

昨日の土曜日はインチャコースの授業があったのですが
欠席して家にいました。
最近仕事が重なっていて疲労が溜まっており、
起きて行こうと思えば行けたのですが
とても寒いし雨も降っていたので休養日にしました。
授業はあとで補講を受ければいいので。

仕事が忙しいとどうしても肩や首が凝ったり腰が痛くなるので
昨日は朝からお風呂に入ってゆっくりあったまり、
その後たっぷりしっかりご飯を食べて、
またパジャマに着替えてベッドに入り、
たまってた録画を見ながら寝落ち。
夕方起きて相撲を見るという、贅沢な過ごし方をしました。

こういう休日の過ごし方は久しぶりでした。

私は思うに休むことが下手で、常にやることリストが頭にもメモ帳にもあります。
最近は土曜日に学校があるので土日完全に休めることも少なく、
家にいても常に今週末はこれやってあれやって…
どこまでできるかなと考えているタチです。
でも身体は疲れているので、やることリストはいっぱいだけど
結局あんまりこなせないうちに週末が終わってしまう。
そうすると「休みなのに何もできなかったこと」に対して
罪悪感を感じるようになってしまうんですよね。
こういう方結構いらっしゃると思います。

でも昨日は雨で寒くて、まず洗濯ができない、となると
週末の筆頭家事が免除されているようなもので、
「今日はもうゆっくりするかあ」という気になりました。
学校行かないならピラティスに行こうかな、とも思いましたが
ここで次の用事をいれたくなるのが私の悪い癖で、
「あ、いま自分に頑張ること(プラス方向のこと)を強いようとしてるな」
と思い、いや今日は休もう!なるべく何も考えずに休みたい!
と思い直してお風呂に入る方を選びました。

天気が悪かったのもよかったと思います。
晴れている日は交感神経が優位になるので活動的になりますが
雨の日は副交感神経が優位になって、どうしても怠くなりがち。
でもそういう日だからこそ、何もかも放棄して休むという
有意義な過ごし方もできるのだと思います。
休むのに適した日というのもあるのです。
どうせできないならたまにはのんびりゆったり、
自分を甘やかしてあげるのもいいと思います。

普段いっぱい頑張っているのだから!

こういう風に考えられたのもインチャコースに通ってるおかげかな?
久しぶりに雑念なく休めました。

ちなみにいつもやることがいっぱいで忙しくしていて落ち着かない、
という人にはエイピス(Apis.)のレメディーが合います。
ミツバチから作ったレメディーです。せわしなく動き回り、
夢の中でも忙しいタイプです。
どんなに疲れていても、決まったことをやらないと気が済まないのは
アーニカ(Arn.)です。体を酷使しがちな人にいいです。

何もせずにぼーっとする日、
時々取り入れてみるといいと思います。


 

グループセラピー 続き

 

何度かグループセラピーのようなものに行ったことがあるのですが
そこで感じたのは

・自分のことを開示できることが素晴らしいという考えがあって
「私はあんまり見知らぬ人に自分のナイーブな話とかしたくないんだけど」
というのが許されない圧力

とか

・参加者の発言を主催者にいちいちジャッジされ、決めつけられて
もう何も話したくなくなる

とか

・いつの間にか主催の主張を聞く会になっていて
同調しないとよく思われない感じ

などでした。

特に最近は、ブログやSNSで自分のことを赤裸々にオープンにすることで
自分らしく生きられるようになる、という風潮があったりしますが
(読者が増えたりすることもあるし)、
私は自分の信頼できる人にしか、自分の大事な話はしたくないタチで
しかも開示を強要…までいかなくても、話すことが善!みたいにこられると
一気に引くタイプなので、グループセラピーは自分にはメリットがないと思っていました。

でも先日の授業で一人一人が発言していく時間は
とてもいいものだなと思いました。

カウンセリングやセラピーで大事なことは「傾聴すること」です。
これは私が長年お世話になっている松森ホメオパスも言ってたことですが
(最近もブログでもそのことに触れられています)
理想的なカウンセリングというのは、クライアントが話すのをひたすら聞き、
話している最中にクライアントが自分の発言の中から「自ら」答えを見出すことであり、
カウンセラー側がクライアントの意見を誘導したり決めつけたりするものではないそうです。
クライアントに話させるのがいいカウンセリングだということです。

これは私もホメオパシー相談会で自分のことをいろいろ話してる間に
自分がこだわっていたことや本当は嫌だったこと、
本当はこれが好きだったとかこうしたいとか、
そういうことに自分で気づいていった経験があります。

ホメオパシー相談会の場合はホメオパスがたくさん質問をしますので
ちょっと事情が違うところもありますが
傾聴することが大事なのは同じです。

断酒会を例にちょっと調べてみましたところ、
やはり基本は「言いっぱなし」の「聞きっぱなし」だそうです。
そこで「苦しんでいるのは自分だけじゃない」「ここには仲間がいる」
と思うことで孤独感が癒され、「自分は依存症なのだ」という自覚ができる。
自覚ができれば他者に助けを求めることもでき、治療の第一歩になる、
ということでした。

いずれ機会があったらインナーチャイルドのグループセラピー、
やってみたいなあ。
そこからホメオパシー相談会にかかってもらってもいいし、
グループセラピーで聞かせていただいたことから
レメディーやマザーチンクチャーを提示することもできるし。
フラワーエッセンスもインチャ癒しにはとてもいいです。

 

 

グループセラピー

 

 

先日インチャコースの授業で、一人一人が発言する時間がありました。
CHhomは東京校の他に札幌、名古屋、大阪にも学校がありまして、
この4拠点を中継で繋いで授業をしています。

各校の参加者一人一人がマイクを通して発言していくのですが
これが始まった時、本当に嫌な気分になりました。

私は人前で話すのが苦手だし、マイクの順番が回ってくるのが
ストレスでしょうがなかったのです(笑)

その上、私はグループセラピーみたいなことが大嫌い。
今までほんの数回、そういう場に行ったことがありますが
どこも行ったことを後悔するような内容でした。
だいたい、知らない人たちの前で自分のことを開示するのも嫌だし
それが悩みなどなら尚更です。
そして自分の発言をグループの主催者に曲解されたり、
会の方向に沿った結論に誘導されたりしたことがあって
グループセラピーにはとても懐疑的だったのです。

私の順番は後半の方だったので、待ってる間脈は上がるし
手に汗はかくし(笑)ああなんで自分はこんなに緊張しなきゃならないんだろう…
と思ってすごく苦痛だったのですが
発言が進むにつれて「こういう人前で話すの苦手」「恐怖すら感じる」
「緊張するのが嫌」「上手く話せない」という人が続々出てきまして。
中には発言をパスする人もいました。(発言したくない人はしなくていい)

で、あれ?意外と皆、こういうの苦手なの?
皆さん平気そうだけど…嫌なの?
緊張するし怖いの?怖いんだ…そうなんだ…!

私だけじゃないんだ!!!

と思いましてね(笑)

まあインチャコースに来てる人達だから、
こういうのが苦手な人の割合は多いのかもしれません。
普通の会社や学校やサークルやPTAとかだと
全然平気な人の割合もグッと高くなりそうです。

でも。

皆普通に大人として社会で暮らしているように見えるけど
そして私もそうなんですけど
自分の弱いところを表に出さないだけで、実は苦手だし嫌だ、
という人もいっぱいいるんだなと思ったのです。

なーんだみんなそうなんじゃん(笑)!!!

と。

そう気づいてから、なんだか気持ちが楽になりました。
そして、私がそれに気づいたのは
この発言の時間には司会進行の人はいたものの、
「結論を誘導するような流れはなかったから」だと思います。

本当に皆がそれぞれ感じたことや体験、意見を述べただけで
そこから何を得ようとか学ぼうとかでもなく、
何かを押し付けられるわけでもなかった。
あ、もしかしてアメリカのドラマでよくある、
依存症の人が集まるグループセラピーってこういう感じなのかも、
と思いました。
あれもただ参加者が自分の話をするだけで、
「話してくれてありがとうジョン」とか言って終わりなことが多い。
グループのリーダーは進行役はするけど、
説教や意見はしないし、批判もしない。
あれは

同じ境遇で苦しんでる人の話を聞いて
「ああ自分だけじゃないんだ、他にも同じ思いをしてる人がいるんだ」
と感じることによって、
「一人で悩む必要はないと気づくこと」に意義があるのかも、と思いました。

続きます

 

インチャコース概要

 

CHhomのインナーチャイルドセラピスト養成コースは
通学コースが毎年9月開講です。
在宅で勉強できるe-ラーニングコースは11月開講、
どちらも1年のコースです。(9月から翌年の6月まで)
授業は平均して月に2回、土曜日の10時から13時まで。
月に1回の時や3回の時もあります。全20回コースです。

20回のうち、ライブではなくDVDを視聴する授業が何回かあります。
そして毎回、宿題が出ます。自分のインチャと向き合うための宿題です。
これが結構、難しいです。
自分を内観しないとできないので、ある程度まとまった時間が私は必要で、
なかなか取り組むのが難しいのです。
でもやれば何かが変わっていくとは思います。

いつも同じようなところで人生につまづいてしまう、
人間関係で同じようなトラブルに出会ってしまう、
本当に好きなことややりたいことが見つけられない、
親の決めた人生を歩んできて、自分の人生を生きてるような気がしない、
自分が誰なのかがよくわからない、人付き合いがしんどい、
生きていることが辛すぎる、など
心の苦しみを持っている人にはオススメです。

興味のある方はHPをチェックしてみてください。

https://www.homoeopathy.ac/インナーチャイルドとは/

 

インチャコースに入学した理由

 

由井先生が繰り返しおっしゃっていることなのですが
ホメオパシーのレメディーやマザーチンクチャーでクライアントの病気を治しても、
病気というのは本人のものの考え方や価値観のゆがみ、心から来るものなので
インチャを癒さない限り本当の意味で治ったことにはならない」のだそうです。

私も長年自分のインチャとは向き合って取り組んできて、
ホメオパスになる学校にも入って資格も取り、
随分インチャは減ったかなと思っていました。
(実際減りましたし、病気もかなりよくなりました)

でも今回子宮筋腫で手術することになり、
検査の途中で甲状腺の機能低下も指摘されたことで
やっぱりこれは自分のインチャの影響なんだろうな、と思いました。

私は元々月経痛が重く、ホメオパシーで一度良くなったのですが
恐らく3~4年前から筋腫があったように思います。
同じ病気ではないですが、自分の一番弱い婦人科系の症状が
月経痛よりも重い症状になって戻って来たとも考えられます。
また甲状腺機能低下もインチャ由来であるとしたら
悪いところを手術で取っても、別なところに別の形で
病気として現れている可能性も否定できないな、と思ったのです。

私にもまだまだ癒されてないインチャはありますし、
むしろ年を重ねてきて、間違った考え方や価値観は
頑固に固まってきてるかもしれない。
そういうものを見つめ直して少しでも改善したらいいなと思い、
インチャコースに入学しました。

基本的には自分のインチャを癒すために入ったのですが
インチャセラピスト養成コースでもあるので
ホメオパシー相談会でクライアントさんの話を聞くのにも役に立つと思います。
インチャがない人はいませんし、多くの人が自己否定感や自己卑下に苦しんで
そこから体や心の病気になっています。
私がコースに入学することで、クライアントさんにもその恩恵がいけば
いいなと思っています。

 

 

 

インチャと体の病気

 

インナーチャイルドの話をすると、心や性格の問題にフォーカスされがちですが
体の病気にも関係があります。

長年たくさんのクライアントさんを見てきたCHhomの学長、
由井寅子先生によると

「どんなにホメオパシーのテクニックを使ってクライアントを治しても、
しばらくすると同じ病気で戻ってくるようになり、
これは体ではなく、心の病気、考え方の癖、間違った価値観を治さない限り
何度も同じ病気になるのだということがわかった」

ということです。それゆえに由井先生はこのインナーチャイルドセラピストコースを
とても重要なものだと位置づけ、私たちホメオパスにも受講を促し続けています。

私もいつか受講しようしようと思いつつ、先延ばしにしてきたのですが
今年の9月にようやく、入学することに決めました。