こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

グループセラピー 続き

 

何度かグループセラピーのようなものに行ったことがあるのですが
そこで感じたのは

・自分のことを開示できることが素晴らしいという考えがあって
「私はあんまり見知らぬ人に自分のナイーブな話とかしたくないんだけど」
というのが許されない圧力

とか

・参加者の発言を主催者にいちいちジャッジされ、決めつけられて
もう何も話したくなくなる

とか

・いつの間にか主催の主張を聞く会になっていて
同調しないとよく思われない感じ

などでした。

特に最近は、ブログやSNSで自分のことを赤裸々にオープンにすることで
自分らしく生きられるようになる、という風潮があったりしますが
(読者が増えたりすることもあるし)、
私は自分の信頼できる人にしか、自分の大事な話はしたくないタチで
しかも開示を強要…までいかなくても、話すことが善!みたいにこられると
一気に引くタイプなので、グループセラピーは自分にはメリットがないと思っていました。

でも先日の授業で一人一人が発言していく時間は
とてもいいものだなと思いました。

カウンセリングやセラピーで大事なことは「傾聴すること」です。
これは私が長年お世話になっている松森ホメオパスも言ってたことですが
(最近もブログでもそのことに触れられています)
理想的なカウンセリングというのは、クライアントが話すのをひたすら聞き、
話している最中にクライアントが自分の発言の中から「自ら」答えを見出すことであり、
カウンセラー側がクライアントの意見を誘導したり決めつけたりするものではないそうです。
クライアントに話させるのがいいカウンセリングだということです。

これは私もホメオパシー相談会で自分のことをいろいろ話してる間に
自分がこだわっていたことや本当は嫌だったこと、
本当はこれが好きだったとかこうしたいとか、
そういうことに自分で気づいていった経験があります。

ホメオパシー相談会の場合はホメオパスがたくさん質問をしますので
ちょっと事情が違うところもありますが
傾聴することが大事なのは同じです。

断酒会を例にちょっと調べてみましたところ、
やはり基本は「言いっぱなし」の「聞きっぱなし」だそうです。
そこで「苦しんでいるのは自分だけじゃない」「ここには仲間がいる」
と思うことで孤独感が癒され、「自分は依存症なのだ」という自覚ができる。
自覚ができれば他者に助けを求めることもでき、治療の第一歩になる、
ということでした。

いずれ機会があったらインナーチャイルドのグループセラピー、
やってみたいなあ。
そこからホメオパシー相談会にかかってもらってもいいし、
グループセラピーで聞かせていただいたことから
レメディーやマザーチンクチャーを提示することもできるし。
フラワーエッセンスもインチャ癒しにはとてもいいです。