こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

ホメオパシーコングレス

 

少し前の話になりますが、1/6はホメオパシーのコングレス(学会)でした。
年に1度、ホメオパスが集まって最新の治療ケースを発表したり
海外のホメオパスを招いて講演をしてもらったりします。
一般の方もどなたでも参加できます!

ホメオパスの資格は3年の更新制になっていまして、
資格を取得した後も定期的に行われる強化学習やコングレスに出席して
常に最新の知識を身につけることを義務付けられています。
資格を取ってそれで終わりではありません。
日本のホメオパシーは日々進化していますので、私たちも日々勉強、
死ぬまで勉強です。

そしてそれはとても面白いのです。

ホメオパスの中には現役の医師もいます。
今回講演してくださった医師兼ホメオパスの先生のお話がとても響きました。
この先生は学校の講師でもありますので、大体のお話は学生の時に聞いたことでしたが
改めて聞くと、また感じるものがありました。

日本の医療は薬を使いすぎる。
ただの風邪なのに抗生物質を処方する(またそれを望む患者さんがいる)。
熱が出れば解熱剤、咳が出れば咳止め、花粉症には抗ヒスタミン剤
ピロリ菌がいれば殺菌して、子宮頸がんワクチンを勧める…

これって本当に全部必要でしょうか?
他にも子供がかかるべき病気に対するワクチンや、インフルエンザの予防接種なども、
実は薬で抑えない方が予後がよかったり回復が早い場合が多いので、
病気になってもすぐ病院、投薬となる前に、ホメオパシーを使って
自己治癒力で治す人が増えればいいなと本当に思います

というお話をしてくださいました。

最近はお医者さんでもこういう考え方の人が増えてきました。
患者さんの健康を考えてのことでもあり、
年々膨大になる日本の医療費について考えての意見でもあります。

でも投薬や予防接種の是非については本当にいろんな考え方がありますので
何が自分や家族にとって最善かは、一人一人が考えて選択する自由があります。

私もホメオパスなので、普段は薬を取りませんけれど、
ホメオパシーはクライアントさんに投薬や西洋医療を禁じるものではありませんし、
ましてや投薬や予防接種に関して誰かと争うこともありません。
なるべく薬を使いたくない、という人には精一杯サポートしますし、
手術や投薬治療が必要な方には状況に応じたレメディーを出します。
これは絶対ダメ!とか絶対こうしなきゃダメ!ということはありません。

何度かここでも書いていますが、
病気になった時に即病院に行く前に、持ってるレメディーで対処できれば
忙しい中で病院に行って、薬局に行かなくても済むかもしれない。
そういう人が少しずつ増えれば医療費の削減にも繋がる。
普段からホメオパシーで心身のケアをしていれば
重篤な症状になるのを防げる可能性もある。

なので生活に上手にホメオパシーを取り入れていきましょう!
というのが私たちホメオパスの願いであります。