こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

熱中症について 追加

 

熱中症で頭痛がする時に鎮痛剤を使うのは危険という話なんですが
1つにはおそらく症状としての頭痛を薬で止めてしまうと
とりあえず頭痛は止まったからと無理してしまって
熱中症がどんどん進んでしまう、ということもあると思います。

もう1つには、熱中症で脱水が進んでしまうと
血液の量が減ってしまい、腎臓への血流が低下してしまうということです。
ただでさえ血流が減っているところに、
頭痛がするからといって鎮痛剤を摂ってしまうと、
さらに腎臓への血流が減少して急性腎障害が起こる可能性があるそうです。
血圧を下げる薬や利尿剤を飲んでいる高齢者の場合は
これらの薬も腎臓への血流を減少させてしまう可能性があります。

腎臓への血流が低下した状態が長く続くと腎臓の細胞が死んでしまい、
急性腎障害が起こります。
軽い急性腎障害であっても、繰り返すことで慢性腎臓病に陥ることもあるそうです。
熱中症から回復したとしても腎臓にダメージが残ることがあり、
後遺症となる可能性があるので、
くれぐれも脱水には気をつけてマメに水分を摂ること、
熱中症の時にむやむに鎮痛剤を使わない、ということを
最近ニュースを見て知ったので、追加しておきたいと思います。

いろいろ工夫してこの厳しい夏を乗り越えていきたいですね!