こっそりホメオパシー

日本ホメオパシーセンター杉並梅里

充実した疲労感


災害並みの酷暑もちょっと一段落、涼しくて助かりますね。
えーと7月はちょっと仕事が立て込んでいまして
珍しく休日出勤したりしてました。
ちょっとヘビーな仕事の合間に小さい仕事が複数入ってきて
それらをねじ込んで処理していたらあっという間に7月末、
ブログもちょっと空いてしまいました。すみません。

明日1つ仕事を上げたらちょっと楽になるので
ブログ書く時間もできると思います…

酷暑も相まって、今月はとても疲れました。
忙しい時は全くインターバルなく、次々と物件に着手して
仕上げて締め切りまでに提出、の繰り返しなので
頭はちょっと過熱気味だし、手指や肩腰、体も神経も疲れます。
でも限られた時間内でいい仕事ができたという充実感を伴う疲れは
悪くないものです。
あーよく頑張ったなー、偉かったなーと自分を褒めてあげることもできるし
そういうクタクタに疲れた時だからこそ、
ご飯やおやつがすごく美味しく感じられるし
片付いた部屋や快適なベッドがとても気持ちいいと感じるし
1日が終わってゆっくり眠れることを心底ありがたいと思えます。
休日にやりたいことをあれこれ考えるのも楽しいですね。
頑張った分、食べたいものを食べて、少しゆっくりしようとか
友達と会う計画を立てたりとか…

今日疲れた身体で電車に揺られながら
結局せっせと働く庶民が一番幸せだったりするんだよなーと
改めて思いました。

働かなくていいくらいのお金があったら
会社も辞めて365日が全部自分の好きに使える時間になって
やりたいことなんでもやって…と、そういう夢は誰でも見ると思います。

でも実際そういう人生ってどうなんだろう?
ある程度制約があるからこそ、休日を熱望して楽しんだり
お金や時間の使い方をじっくり考えたりするんじゃないかな。
お金も時間も自由になりすぎると、新しい刺激が次々欲しくなってしまって
日常は逆に退屈になってしまうのかもしれないと。
(優雅に暮らす才能が私に無いだけかもしれませんが)

仕事しなくても暮らしていけるのなら
都内でやってる展覧会とかライブとかお芝居とか映画とか
片っ端から見て回りたいと思ったりもするのですが
そういうことも日々の地味な働く生活があってこそ楽しいわけで
それが日常になってしまって、いつでも見れる、いつでも行けるものになってしまったら
あんまりありがたみを感じられなくなってしまうかもなあ…と思いました。

私はバリバリの庶民なので、
毎日外食、毎日お出かけ、毎月海外旅行、みたいな暮らし方は
全く向いてないわけですけれども(笑)
派手な楽しみがなくても、地道な仕事があって、
そこにちゃんと自分で作ってきた暮らしがあって
その中でたまにとびっきり嬉しい予定が入ってる、という方が
生きている実感とか、いい仕事したなという充実感とか
地味だけどちゃんと積み重ねているという体感を得ることができると思います。
そういう普通の暮らしの中で、時々じわーっと、じんわりと感じる幸福感は
本当に地味な喜びなんだけれど、かけがえのない大切な感覚だと思います。

何かすごくいいこと、人に自慢できるような、
SNSにあげたくなるような、そんなラッキーやハッピーがないと
退屈だし自分がすごくつまらないような、不幸なような気がする、
そういう人生はけっこうしんどいと思います。

安心して住めるところがあって、ご飯がちゃんと食べれて、
働く場所や勉強する場所があって、家族や友達が元気で、
その上で自分のだいすきな本や音楽や映画やスポーツ、
趣味とかやりたいことがあって、ああもっとこれをやる時間が欲しいなあ、
と思えることが一番幸せなのかもしれないなー、なんてことを
クタクタな頭で考えた帰り道でした。

あと1日頑張れば、月曜日は代休とったから三連休!
どんな風に過ごそうかな〜♪ と考えてる時が一番楽しいですね(笑)